過去ログ - 舞 「ふたりはプリキュアSplash☆Star」 咲 「星空のともだち!」
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208:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)
2011/11/11(金) 21:29:08.07 ID:ivirSs78o
 ずしん、ずしん、と、大きな地響きをたてながら、アクダイカーンはやがて満と薫が寝る水底の上で立ち止まった。
 その顔にはどんな表情もない。ただ、満と薫を見つめている。

満 「アクダイカーン様……?」

薫 「一体……」

 どれほどの時間、そうしていたのだろうか。
 やがてアクダイカーンはくるりと身を翻し、再び地響きをたてながら、いずこかへと去っていった。

咲 「……い、今のって、一体……?」

舞 「アクダイカーンは何をしていたのかしら?」

リール 「……さぁ。私は、人の運命を見通すことはできても、人の心の中まで見透かすことはできないから」

リール 「アクダイカーンはゴーヤーンに作り出された存在よ。自我があったとしても、それは作られたものでしかない」

満 「…………」

リール 「けれど、その自我が、霧生満と霧生薫を見ていたのよ。あなたたちがアクダイカーンに敗れてから、毎日」

薫 「!?」

リール 「ただ見張っていただけかもしれない。利用価値を考えていただけかもしれない。けれど、もしかしたら……」

リール 「霧生満、霧生薫。己が生み出したあなたたちふたりのことを……いえ、これ以上は言うだけ野暮かしら」

咲 「女王……」


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