300:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(北海道)[saga]
2011/12/08(木) 00:45:48.50 ID:hXZ0enNA0
早乙女 「科学者とは・・・いや、その筋の求道者とはな。確かめたいものなのだよ」
ミチル 「確かめる?」
早乙女 「そう。己が志した道の果てに待つ結果を。そして、その結果を身をもって体験し、証明したいと思うのが道理・・・」
早乙女 「その先に待つ、己や他者の運命など度外視して、自分が生涯を賭して成して来た事への結果を・・・」
早乙女 「この身に刻みたいと思うものなのじゃよ」
ミチル 「それが敷島博士の願望だって言うの!?」
早乙女 「うむ」
ミチル 「人類を裏切って?年端も行かない女の子に、あんなひどい事をして、それが願望だったとでも!?」
早乙女 「・・・」
ミチル 「そんなの、たんなるエゴじゃないの!」
早乙女 「エゴじゃよ。だが、ワシには理解できる。わが子を焼き殺してまでゲッターを守った、このワシになら、な」
ミチル 「・・・やっぱりお父様は・・・いえ、あなたたち科学者は鬼なんだわ・・・」
所員 「そ、そのエゴの結果が、どうして敵への亡命になるんです?」
早乙女 「敷島の事だ、おいおい自分で語るじゃろう。さぁ、それよりも我々は課せられた仕事をしよう。レーダーから目を離すなよ」
ミチル 「分かってるわ。レーダー監視。ゲッターが現れた近辺の策敵強化。怠りないわよ」
早乙女 「敷島め・・・禁断の力をハチュウ人類に使わせたお前のエゴ、せいぜい有効に使わせてもらうぞ・・・!」
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