494:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/26(木) 10:06:19.14 ID:sy4M6jFs0
紬 「それなのに、自分のことでライブが中止になっちゃったら、唯ちゃんどう思うかしら。きっと、悲しむわ」
律 「だけど・・・だけどさぁ・・・」
紬 「繋がってる・・・」
澪 「え・・・?」
紬 「唯ちゃん言ってた。全ての物は、元々は一つなんだって。和ちゃんも憂ちゃんも、唯ちゃんも・・・だから・・・」
紬 「存在のありようは変わってしまったけれど、私たちだって一緒」
紬 「今までもこれからも、ずっと変わらない・・・唯ちゃんたちと私たちは一つ・・・」
紬 「軽音部を通じて、ずっとずっと繋がっているの」
律 「だってそんなの、あんまり悲しすぎるじゃないかよ・・・」
紬 「うん、悲しいわ。だからせめて、彼女との繋がりを。唯ちゃんが大切にしたものを無下にはしたくないの」
紬 「みんなの未来。私たちの明日。大切な場所・・・軽音部」
澪 「唯が守ってくれた・・・大切な場所・・・」
紬 「私たちが今の悲しみに負けて、それを放り出したら。それこそ唯ちゃんに会わせる顔が無い。私はそう思う」
律 「そうか・・・唯・・・今日のライブだって、お前が守ってくれた未来の一つなんだよな・・・」
澪 「唯・・・」
律 「やろうか、ライブ」
澪 「うん・・・」
紬 「りっちゃん・・・澪ちゃん・・・」
律 「ただし。この悲しい気持ちは切り替えられない。こんな気分で歌うんだ。ちゃんと演奏しきれるかどうかは、保障できないからな」
紬 「わかってる。それは私も一緒」
律 「よし、そうと決まったら講堂に移動だ」
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