497:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/28(土) 13:32:06.97 ID:Q8uWwCnM0
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琴吹重工 格納庫
かつては二体のゲッターロボが、その勇姿を競っていた格納庫。
しかし、過日の華やかさは失われ、今は寂しくただ一機。
巨大なギー太と姿を変えたゲッターユイのみが、静かに安置されていた。
「・・・よぉ」
そんな人影が絶えた格納庫で、物言わぬゲッターユイに語りかけたのは誰あろう。
桜高祭に行かずに独り残った、流竜馬であった。
竜馬 「ここも寂しくなっちまったな。ゲッターGは俺たちに先だって、早乙女研の方に戻しちまったからな」
竜馬 「なぁ・・・こんなガランとした中で独りじゃ、お前も寂しいだろうな」
しかし返される返事とてなく。
人気にない格納庫内には、空しく竜馬の声のみが反響していた。
竜馬 「・・・へ」
竜馬 「なんつっても、返事があるわけもねぇか。ま、いいや。聞こえてるなら、黙って聞いていてくれ」
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