536:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2012/01/31(火) 22:10:00.08 ID:nZTeYbKX0
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後日。
琴吹重工内特別会議室。
この日、とある契約の締結のため久方ぶりに琴吹重工を訪れた神隼人が、琴吹紬と向かい合っていた。
数ヶ月ぶりに顔を合わせた二人であったが、交わす言葉は契約に関することのみ。
旧交を温めあうそぶりなど、二人の間には微塵も感じられなかった。
隼人 「よし・・・取りまとめの書類はこれで全部だ。これからも末永いお付き合いをよろしく願うぜ」
紬 「ビジネスライクに・・・でしょう?」
隼人 「ずいぶん棘のある言い方をするな」
紬 「当然。だって私、怒っているんだもの」
隼人 「ほぉ・・・では、取りまとめも終ったことではあるし。何にご立腹なのか、お聞きしましょうか」
紬 「茶化して・・・」
隼人 「そんなつもりはなかったんだがな。まぁ、気に障ったのなら謝る。・・・で?」
紬 「・・・」
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