68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(北海道)[saga]
2011/11/07(月) 10:40:16.79 ID:wkiJsOIE0
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同じころ紬たちの去った後の応接室では、残された早乙女博士が一人、物思いにふけっていた。
早乙女 「・・・」
こんこん
早乙女 「入れ」
ミチル 「お父様・・・」
早乙女 「ミチルか。間もなくだぞ。新たな戦いの幕が切って落とされるのは」
ミチル 「・・・」
早乙女 「ワシを非情と思うか?」
ミチル 「はい。竜馬君や隼人君、それに武蔵君に続いて、あんな何も知らない女の子まで戦いの渦中に巻き込もうとしてる・・・」
ミチル 「お父さんは、やっぱり鬼だわ・・・」
早乙女 「鬼か・・・達人が・・・お前の兄が死んだ時にも、そう言われたな」
ミチル 「・・・」
早乙女 「だが、誰かが戦わねば、人類は滅びる。そうなれば、どのみちあの少女の命も失われよう」
早乙女 「ならば、大を生かすためには小を捨てる。摂理であろう?」
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