過去ログ - 御坂妹「アクメツ……?」 二殺目
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13:とある複製の妹達支援[saga sage]
2011/11/16(水) 23:18:10.98 ID:UHXJcgQHo
〜とある病院〜
新倉生の病室の前の廊下で上条当麻は佐天涙子と話をした。
上条が修道女……インデックスと一緒にいる事については、特に佐天から深い追求は無かった。
多少は疑問を感じたようだが、それどころじゃないのが正直な所か。
――ちなみに気を遣ってくれたのか、件のインデックスは病室の中だ。
上条「……新倉と一緒に『幻想御手』を……それで佐天さんは大丈夫なのか?」
『幻想御手』を使用したという事実を聞いても、特に上条は驚かなかった。
責めるつもりは毛頭ないし、あるのは佐天への心配だけである。
佐天「はい……今、検査が終わって……少なくとも、意識不明になる兆候みたいなのは出てないって……」
上条「それは良かった……って、思ってないみたいだな?」
佐天「だって……新倉さんは私に付き合って『幻想御手』を使ったんですよ……?
なのに、私は元気で新倉が目を覚まさないなんて……!」
上条「気持ちは分からないではないけど……アイツ……新倉は新倉自身の考えがあって『幻想御手』を使ったんだよ」
安達生の言う通りであるなら、最初から新倉生は調査の為に『幻想御手』を使用する事を考えていたらしい。
そうなると、佐天と出会わなくても……或いは彼女と一緒に使わなくても結果は同じだった。
上条「だから、気に病むな……とまでは言わないけど、そんなに自分を責めても新倉は喜ばないと思うぞ」
佐天「分かっては……いるんです。覚悟、してた筈なのに……」
根拠もなく、自分は大丈夫等と考えていた訳ではない。
『幻想御手』を使用する、そのリスクに関しては新倉生が丁寧に教えてくれた。
佐天「こんなの……私だけ……」
それこそ、自分が意識不明になるぐらいの方が良かった。
それが駄目なら、新倉と一緒に意識不明になりたかった。
上条「…………今、御坂と新倉の兄弟……安達が動いてくれてる」
佐天「御坂さん……が?」
上条「あぁ、風紀委員と一緒に。だから、きっと新倉も他の人達もすぐに目を覚ますと思う」
佐天「――でも」
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