過去ログ - 御坂妹「アクメツ……?」 二殺目
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16:とある複製の妹達支援[saga sage]
2011/11/16(水) 23:24:21.03 ID:UHXJcgQHo
上条「まぁ、いいか」コホン
咳払いを一つして、インデックスに向き直った。
上条「……約束するよ、インデックス。――御坂は必ず……俺が連れて帰ってくるから」
禁書目録「うん」コクン
上条「じゃ、行ってくる。……佐天さん」
その呼び掛けに佐天は小さく……だが、しっかりと頷いた。
佐天「上条さん、私も連れて行ってください……御坂さんの所に!」
上条「よし!」
今にも走り出しそうな上条の背中にインデックスは慌てて声をかけた。
禁書目録「……とうま!」
上条「ん、どうした?」
禁書目録「帰ってきたら……私の話、聞いてくれる?」
上条「話?」
禁書目録「私の事。ちゃんと……みことやしょうにも話さないといけない事があるの」
インデックスの真剣な眼差しに上条も真摯に応える。
上条「――判った。帰ってきたら、聞かせてくれ」
禁書目録「うん!」ノシ
駆けていく少年と少女を修道女は柔らかな笑顔で見送った。
???「いやはや、イイ女じゃん?」
二人の姿が見えなくなった後、少しからかうような賞賛の言葉が投げ掛けられる。
禁書目録「えへへ、そうかな? ……それにしても、ビックリしたんだよ……しょう?」
新倉の寝ている病室から、まったく同じ顔をした人間が顔を出した。
生?「だから、それは悪かったって……そろそろ、許してくれてもいいじゃん?」
それは、インデックスを守る為に刃を受け、焔に焼かれ、その命を落とした――迫間生、その人であった。
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