過去ログ - 御坂妹「アクメツ……?」 二殺目
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185:とある複製の妹達支援[saga sage]
2012/04/18(水) 23:59:45.70 ID:yh0HnsWzo

木山「まさか……君も……君達も……そう、なのか?」

風見「……学園都市製じゃないがな」

クローン人間である事を肯定しながらも、その出自については最初に断っておく。

木山「今日は、色々と驚かされる事が多かったが……最後の最後に強烈な代物が残っていた訳か」

風見「世の中、不思議なことが一杯だな」ニヤニヤ

木山「君がそれを言うのか? ……何故、学園都市に来たのか訊いても?」

風見「アンタの言葉を借りれば……絶望の運命とやらに囚われている二万人を『生かす』道を勝手に作りに来た」

木山「……そうか。となると、私が彼女に余計な事を言った為に君達の迷惑になってしまったのかな?」

風見「どうだろうな。部外者のアンタが知り得た以上、御坂美琴が事実を知るのは時間の問題だろうし」

木山「君達は……彼女の味方だと思っていいのだろうか?」

風見「基本的に『妹達』の味方ではあるが……御坂美琴個人に関しては、微妙な位置だなぁ」

例えば、御坂美琴と直接に話した事のある生であれば、彼女の味方をする事に迷いはないだろう。
風見にしたって、仮初の教え子とはいえ大事な生徒の友人である美琴の味方をしたい。

風見「御坂美琴が『妹達』に対して、どういうスタンスを選ぶか不明な現状じゃ、無責任に『味方になる』とは言えないじゃん」

最初は美琴に何も知らせずに『妹達』の問題を終結させるつもりだったが、
こうなってくると彼女自身の『実験』への介入は将来的に確実だろう。

木山「……誠実な回答に感謝する。それだけ聞ければ十分だ」

風見「こっちからも確認していいか?」

木山「あぁ、構わないよ」

風見「『絶対能力進化実験』に関しては知っているか?」

木山「一度は計画が凍結された『妹達』が、その実験に再利用される……という事までは知っている。詳細までは流石に……」

風見「まぁ、そのぐらいが限界か……逆にそれ以上の情報を知っていたら、消されてたかもな」

木山「実は私もそう思って、調べるのを止めたんだ。……『妹達』に関しての情報は『幻想御手』の作成に拝借したが」

風見「その『幻想御手』だが……その気になれば、また作れるか?」

木山「研究所のデータがあれば、一日で……ゼロからだと面倒だが……時間があれば可能だよ」

少なくとも子供達を救う手段として、再度『幻想御手』に頼るつもりない、と木山は断言した。

木山「元々、樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)に代わる演算装置として必要としただけだから、あれに固執はしない」

風見「……ふーん」



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