過去ログ - 御坂妹「アクメツ……?」 二殺目
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21:とある複製の妹達支援[saga sage]
2011/11/16(水) 23:45:40.16 ID:UHXJcgQHo
〜とある病院〜
『幻想御手』の影響で多くの学生が入院しているこの病院だが、
それとは関係の薄い人間も入院生活を余儀なくされていたりもする。
例えば、海原生もその一人。
『虚空爆破事件』で、人違い(むしろ『生』違い)で屋台を吹き飛ばされるわ、自分も死ぬわで散々な目にあった為、
クローンプラントで蘇生された後も、ちょっとした休暇感覚で絶賛入院中である。
さて、そんな元板前の現クレープ屋の主人を訪ねて、少女が四人。
――学園都市の暗部組織『アイテム』の四人であった。
麦野「――さて、噂の男の病室はどーこーかーにゃーん?」
嬉々として受付へと走っていく麦野。
絹旗「……何で、標的を追い詰めるみたいなテンションなんですか……」
フレンダ「……今更だけど、心配になってきた訳よ……」
海原生は個室から四人部屋に移ったらしく、フレンダと絹旗が見舞いに来た時とは部屋が違っていた。
病室を移る話自体は聞いていたのだが、病室の番号までは知らなかった。
滝壺「大丈夫だよ、むぎのは二人を助けてくれた人に早く会いたいだけ……たぶん」
絹旗「そこは言い切って欲しかった……!」
フレンダ「結局、会ってどうする気なのかが不安な訳よ……」
そんな事を言っていると、看護師から海原の病室を訊いた麦野が戻ってきた。
麦野「何してんのー? さっさと来なさい」
滝壺「……ほら、行こう?」
フレンダ「結局、私達には祈ることしかっ……」
死刑宣告を待つ囚人の様な心境でフレンダと絹旗は麦野を追う。
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