過去ログ - 御坂妹「アクメツ……?」 二殺目
↓ 1- 覧 板 20
64:とある複製の妹達支援[saga sage]
2011/11/29(火) 18:54:59.74 ID:Qcev9Sc8o
まず、最初に断っておきたいのですが……
>>1は、この手の話(クローンに限らず)を他人とするのが、かなり好きです。
その手の討論形式の講義とか、バリバリ発言するタイプです。けどシャイ(笑)です。(サボり魔でも)
だから、質問と言うか>>41や>>45みたいな話を振ってくれるのは個人的にかなり嬉しいんです。
ただ、SSを投下するここでそれをするべきか?という考えがあるので控えているのが正直な所です。
だって、遅筆で本編投下が遅いのにそんなんばっか話してたら、荒れてるようにしか見えないじゃないww
加えて、確実に長文乙とか細かいことはいいんだよ状態になりそうで。
……いや、聞かれたら答えたいし、書くけども。
>>63の指摘通り、このプラントは人を救うという点において、特に優れている設備ではない、と思います。むしろ方向としてはマイナスでしょう。
実験で死亡する『妹達』を蘇生させる、という生達の作戦は救済よりも打開であり、打開よりも回避の作戦なんです。
多くの人は禁書の原作を読んでると思うので、そんなにヒドい状況にはならない事を知っていますが……
頭を真っさらにして考えてみてください。
一巻時点で妹達の置かれている状況はかなり絶望的です。
問題は『妹達』を完全に解放するにはかなり特殊な方法でも使わない限り、学園都市の思惑からは逃れられない点。
何らかの目的を持って妹達を量産したと推察していても、何のアクションも起こさなければ『実験』によってどんどん『妹達』は殺害されます。
当人たちにそれを疑問に思うだけの感情は育っていません。
相手は表向きは学園都市最強の能力者。裏では学園都市の思惑そのものです。
例え、後に責められる手段であろうとも『妹達』の犠牲を犠牲のままにしない方法はクローンプラントの使用しかありませんでした。
死が確定している、その理不尽に対して……どれだけのものを取り返せるのか? そこが焦点になる訳です。
パーフェクトONEによって、実験材料にされる前に解放された生達は、原作で上条当麻によって救われた妹達と同じです。
その過去には救われなかった同胞達もいる、という所までも。
これも生達と『妹達』に共通したことですが……そもそも彼等には『歩むべき未来』を奪われた状態で産まれています。
生は神宮路が完全な肉体を手に入れる為の実験動物扱いですし、
『妹達』も『実験』での殺害を切り抜けたとしても後の展開を考えれば例の存在の為の『装置(機構)』に過ぎません。
しかし、それらの目的がなければ、彼等は産まれてくることすらありませんでした。
それこそ、打ち止めが一方通行に語るように、です。
つまり、『奪われずに生まれない』か『生まれて奪われる』の二極化になってしまうんです。
これはクローンプラントで使用される『素体』も同様ではないでしょうか。
以前は生達の死体を養分として成長し、完全に人工的に製造される彼等は単純なクローンともまた違った存在でしょう。
それを別の……一つの命と捉えるか……微妙な問題だと思います。
>>1の個人的な意見ですが『確かに命ではあるが、それは独立した物ではない』と考えます。
つまり、蘇生や記憶のダウンロード等を前提にしているからこそ、その存在が発生する。
アクメツや妹達の死から連続性を持っている生命……かなり特殊なケースです。
これがスパイラルの歩みたいに普通の人生をある程度、経験した人間をオリジナルの予備パーツ扱いとかは、私も普通にナシだと思いますけども。
(スーパードクターKなんかのクローン臓器移植も再生医療なんかを突き詰めれば辿り着く問題なので、色々と考えさせられます)
実際問題、指摘された「一人生まれる過程で二人死んでいる」というのは『製造された『妹達』への洗脳装置の使用』と同じ話なんですよね。
そう考えると、アクメツが手を出さなくても『洗脳装置で二万人』が死んで、更に『実験で一万ちょい』が死ぬことになります。
……この時点で既に何か破綻しているでしょう?
だったら、せめて僅かに芽生えた『個性』や『記憶』ぐらいは繋げてあげたい、それがこのSSだったりする……かなぁ?
長文失礼しました〜
245Res/233.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。