過去ログ - 淫魔「んふふ」 修道女「闇の気配がする……」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(沖縄県)
2011/11/06(日) 10:05:01.29 ID:MJKDne9Zo
淫魔「男、その怒り、向ける相手が違う」
男「え?」

淫魔「たしかに幼馴染はひどいことされたけど、いま本当にひどいのはこの術をかけたヤツだよ」

パチンと淫魔の指が鳴ると、幼馴染の身体中にあった痣や秘部からの出血が止まり、元通りの制服が着せられた。部屋に飛び散った幼馴染の血と体液も清められた。

淫魔「封じられた記憶を確かめもせず、単に自分の信念とずれるからって、むりやり封印を解いてる。なんて自分勝手で、強引な術だろうね……男、心当たりはない?」
男「いや……ここに来たときは幼馴染だけだった」

淫魔「だれか、ここから逃げていったりしなかった?」
男「いや、見ていない……でも、幼馴染がこうなるすぐ前に、生徒会室には友と修道女が来たはずなんだけど」

淫魔「友……男がたまに話すあいつか……違うな。修道女っていうのは?」
男「転校生だよ。外国から来たらしい」

淫魔「そうか……たぶん、そいつだ」
男「え?」

淫魔「男、家からここまで、わたしが全速力で飛んだのに、妙に遅かったよね?」
男「あ、ああ」

淫魔「この学校全体に、人払いの結界が張られてる。出るのは自由だけど、敷地内に入ることができない、すっごく強力なやつがね」
男「結界……魔法か?」

淫魔「そう、だから、今学校にはわたしたちしか居ない。これは……罠だね」
男「罠?」

淫魔「即席で組んだには、よくできてる。幼馴染ちゃんの以上を察し、わたしに助けを呼ぶと踏んだ上で、短時間でこの学校を狩り場に仕立て上げた。術のほころびもない。かなり戦い慣れたヤツだよ」
男「どうする? 逃げるのか?」


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