過去ログ - 淫魔「んふふ」 修道女「闇の気配がする……」
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◆WjI07W0ub6
2012/08/02(木) 23:05:52.99 ID:VZOkYNnJo
控え室のテラスも、修道士の勝利に沸いていた。
13号「すっげえ! 倒しちゃったよ。どーやったんだ?」
6号「たぶん、泡の術を応用した衝撃法だ」
4号「そうだな。あれだけの攻撃に耐える障壁を打撃に使えば、巨竜をはね飛ばすくらい簡単だろ」
8号「しかしわからんのは、剣の破壊だ。あんなの大剣、どうやって折ったのか……」
無い知恵を絞ってうなる肉体派に、すすっと5号が近づいた。
いつも何を考えているのかわからない5号の目が、今ばかりは好奇心に輝いている。
5号「冷却系……氷の術」
4号「氷? それでどうやって剣を折るんだよ?」
術士系の9号だけが、ポンと手を叩き、うなずいた。
9号「冷却系……なるほど! 燃えてる剣の一部を急冷すれば、剣にゆがみが生じて脆くなる」
5号「……」コクコク
13号「えっと……どういうこと?」
6号「そうか、剣の根元を思い切り冷やして、素材に無理をさせれば」
8号「あとは巨竜の馬鹿力で、障壁にたたきつけられた剣は自ずと折れる……しかし……」
9号「あの状況で剣の破壊を思いつく機転、障壁の強度を下げてまで冷却術を選択できる度胸……」
1号「修道士、素晴らしい使い手だな」
2号「勝ち進んだら、あれが相手になると……はあ」
3号「祭神様の御前試合だけあって、とんでもない強豪ね」
少し沈む姫君たちに、天使はたずねる。
天使「試合では、私だけが戦っても良いんだよね? みんなは待っててくれれば。修道士のメイドみたいに」
14号「もう、バカにしないで!」
11号「そうだよ、これでもアタシら、けっこう強いんだよ?」
10号「天界から金の林檎を盗んできたって、魔界じゃかなり有名なんだから」
15号「そうそう」
7号「天使の……力は……とっておきに……しましょ」
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