138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(千葉県)[saga sage]
2011/12/03(土) 16:10:35.97 ID:74XlglxSo
「誰って言われてもねえ。名前なんて知らなくても良いわよ、必要ないし」
五和「上条さん……どうやら敵の様ですね」
上条「クソッ……ここまで来て邪魔されんのかよ!」
「可哀想ね、逃げる事も出来ない。そしてこんな薄汚れた工場で殺されるなんてね」
五和「こ、殺す!? 私を連れて行くのが目的だったはずなのに……」
「それはどうか知らないけど、私はアンタを殺せと命令されたから来ただけ。だから――」
上条「……! 五和、伏せろ!」
五和「は、はい! ……っ!? 光線……?」
「チッ、避けられたか……ねえ、面倒だからそこに突っ立ったまんまでいてくれないかしら?
殺す方も死ぬ方もそっちが楽でしょ。お互いのためにもそうするべきね」
上条「テメェ……ふざけた事言ってんじゃねえぞ!」
「怖い怖い、女のヒステリーは怖いって言うしね。……まあ、どの道死ぬ事になるんだからそれ位は許すか」
五和「……上条さん、私は戦います。このまま大人しく下がってくれるとは思えません」
「槍? またずいぶん悪趣味なモノ持ってきたわね、それでどうするのかしら?」
五和「……少し、痛い目に遭ってもらいます」
「いい度胸ね、でも……勝って無事に終わるなんて甘い事考えてんじゃねえぞ!」
五和「……っ、上条さん」
上条「んな事考えてねえよ……邪魔なヤツを黙らせねえと終わりそうもねえしな」
「ハッ、たった二人で何が出来るのか見せてみな。まあ……これで死んだら話にもならねえけどなぁ!」
上条「……来るぞ!」
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