145:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/10(土) 18:14:47.23 ID:rWBMrX3Fo
「ったく、さっさと殺して終わりにしたかったのに。そろそろ良いでしょう?
今死ぬか後で死ぬかってそれ位の違いなんだから。ラクになるのは早い方がイイと思うけど?」
口調とは裏腹に女は光線を生み出し続け、工場内のありとあらゆる物を破壊していく。
しかしそれでも上条達は姿を見せない。声を殺し、潜み、逆転の一手を打つ機会を窺っていた。
「チッ、面倒な仕事を任されたモンだ……何人か連れて来るべきだったか。身体に何も無ければ」
そこまで言うと急に何かを思い出したかのように女の態度が変わった。下を向いて肩を少し揺らしている。
それは笑うのを我慢するように見えるが、この状況では不可解な行動であるのは間違いない。
(片手に片目……安い買い物とか笑わせてくれる。なあ、――)
その様子を上条達はある場所から隠れて見ていた。
女の様子がおかしい事には気づいたが今はそれを気に掛ける余裕も無い。
上条達が居る場所、そこには大量のドラム缶が山積みされていた。
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