163:以下、あけまして[saga sage]
2012/01/04(水) 02:07:25.81 ID:AiUnSeA3o
「五和あああああ!!」
上条はあらん限りの声で叫んだ。しかしもう間に合わない、このまま見届けるしかない。
五和は最後まで女から目を逸らさなかった。最後まで上条を護ろうと立ち続けた。
もう、あの時の自分では無い。今、彼女は自らの命を顧みず立ち向かった。
その姿はまるで、上条当麻そのものだった。
誰かのために何者にも立ち向かう、それこそが上条当麻の精神。
今、五和という少女は上条当麻に最も近しい存在となった。
その時、声が聞こえた。
(――を、――にだせ)
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