82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(千葉県)[saga sage]
2011/11/13(日) 04:14:07.67 ID:VFV92mNro
第十学区のとある研究所
五和(うっ……こ、ここは……いったい。……口にも何か拘束、喋る事は出来ない。耳も……何も聞こえない)
「目覚めたようだな、実験を開始するぞ」
「まずは……低能力者の発火能力者からだ。呼べ」
――――――――――
「え、ええと……何をすれば良いんですか?」
「そこに向かって君の能力を使ってくれ、それだけで十分だ」
「分かりました……えいっ!」ボオッ
五和(っ……!? 右手に何か……熱を……感じる?)
「……何も無し、か。どうも、これで終わりだ」
「は、はい……失礼します」
「……さて、次は異能力者で試してみるか」
五和(……何が、私は今何をされて……)
「何でも打ち消す、ねえ。今は何も反応が無いみたいだが……どうだ?」
「能力を打ち消す様子は今の所見られません。……ただ、能力を測定する計器にも反応なしなのは不思議ですが」
「仕方ない、空間移動系の大能力者の能力は効いたそうじゃないか。それだと、この実験は無駄かもしれないな」
「一応、強能力者までは用意してある。地道に試していくしかないか」
五和(何も聞こえず、何をされているかも分からない……助けて、助けてください……上条さん)
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