207: ◆lCKg0rpFuc[sage saga]
2011/11/23(水) 10:56:06.72 ID:ZT28//0P0
「おっはよー」
扉を開けてくれたアイツに荷物を預けて、背を向けて部屋に入るアイツの背中に顔を埋めて匂いを嗅いでやる。
うーん、いい匂い。幸せ匂い。
「こーらー、みこと、人前でいちゃつくなんてどういう了見かな」
「えへへー、ごめんごめん、すぐ朝ごはん作るから待っててね」
「いったいぜんたい、みことは毎朝のお説教をどう聞いているのかな」
だからごめんってばー、と言いながら台所に引っ込んだ。
だってさ、アイツの近くに居られるだけで嬉しくってしょーがないんだもん、とは言わなかったけど。
今朝のメニューはたっぷり野菜のシーザーサラダ、カリカリベーコンにポーチドエッグとバケットのトースト。
塩コショウで炒めたソーセージ、それとツナとスライスオニオンのパスタ。
そしてポットにたっぷりのロイヤルミルクティー。
ゆうに六人前はあるかな。
「ねー、インデックスは何時に出かけるのー?」
「二時過ぎにこもえのアパートに集合なんだよ。その後みんなでお買い物に行くんだって」
そっか、じゃあお昼をレストランでっていうのはキャンセルね。
ツナと玉ねぎ、レタスとトマトとベーコンを残して、と。後は卵は買い置きがまだあるしミルクもある。
お昼はBLTサンドとツナサンド、ふわふわオムレツサンドにでもしましょうか。
アイツに手伝って貰って、出来上がったごはんをテーブルに運んで貰う。
いやん、新婚さんみたい。きゃー。
いただきますがつがつがつ、って感じの相変わらずなインデックス。
美味いな、いい嫁さんになるぞなんてアイツに言われて真っ赤になる。
相変わらずの旗男。旗は回収して貰ったって考えていいのかしらねー。
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