過去ログ - 女「そこまでです、タイムトラベラー!」男「またかよォッ?!」
↓
1-
覧
板
20
41
:
◆N1RGqRourg
[sage. saga]
2011/11/11(金) 15:37:01.81 ID:UlAwgUiM0
―――――。
男「夢じゃないっ?!――あでっ」
予想通り、夢だった。
飛び起きた反動でベッドから落ちる。
男「―っててて……今、凄い飛んだなぁ」
ベッドの中央で寝ていたはずなのに、ノーバウンドで床に落ちた。
男「………」
男「―以外、と、俺は女を怖がってるみたいだな。」
コンコン…と、ベランダの窓が小突かれる音。
男「……鳥か。」
―コンコン―
男「今何時だろう」
―トントコトントコトコトトンッ!!―
男「…まだ学校までは時間あるな。」
―キュキュキュキュキュ〜〜ッ!!―
男「?!」
窓ガラスを爪で引っかく音が聞こえた。
飛び上がってベランダのカーテンを開ける。
男「うおっ眩しっ」
女『アホですか。』
俺はついに、悪夢の実体化まで会得してしまったのだろうか。
女『朝早くに失礼致します。』
男「まぁ構わんが…(ガラララ…」
男「さぶっ!?」
女「貧弱ですね、お邪魔します。」
男「ガラララ…バタン)玄関から来いよな…」
女「ご家族に迷惑かと思いまして。」
父親も母親も、仕事の関係で中々帰ってこない。そして俺には兄弟が居ない。
なので今は家に俺しかいないのだが――
?!、ま、まてよ……
家に若い男女が二人だけ……これは青年誌的に非常にテンプレートな展開ではないだろうか…?!
こ、このままでは、意外と心配性な女が過去の俺へ制裁を加えかねない…
コンマ2秒でそこまで考えた俺は、パソコンデスクのキャスター付きの椅子を用意した。
男「どうぞどうぞ。」
女「ベッドに失礼します、窮屈なのは苦手なので。」
言いながらベッドの縁に腰掛けた女。
こいつ!!誘ってやがるのか?!?!し、しかし俺には昨日心に決めた人が――
女「お訊きしますが、時間跳躍を行いませんでしたか?」
男「へ…?」
たったひとりの大戦争中に話しかけられ、少しほうける。
が、急いで持ち直した。
男「…いや、してないけど。なに?もう免罪符は期限切れ?」
女「そういうわけでは…ありますね。えぇ。まぁ知らないならいいのです。(パラ」
遭遇すると一分以内に本を開く奴だな。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
235Res/227.09 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 女「そこまでです、タイムトラベラー!」男「またかよォッ?!」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1320801541/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice