過去ログ - 女「そこまでです、タイムトラベラー!」男「またかよォッ?!」
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44: ◆N1RGqRourg[sage. saga]
2011/11/11(金) 16:12:27.85 ID:UlAwgUiM0

女「理屈で追い詰めようとも、私にはこの本があります。敵に回さないでください。」
男「いや、うん、悪かった。気にしないでくれ。」

 得意のはぐらかしでうやむやにした。
だって反撃が怖いじゃないか!!今さっきだって恥ずかしい項目増やしたばかりなんだし!!

女「では――」

 そういって、女は俺にその本を寄越した。

男「へっ…」
女「貴方も、この本を読めば、タイムトラベルに慎重になるかと思いまして。」
女「私が持っていますので、ご自由なページをめくって下さい。」

 突然の出来事にしどろもどろになるが、その魅力的な提案に俺は半ば折れていた。
もともとタイムトラベルには慎重なのだ、これ以上何を失う?

 ゴクリと喉を鳴らし、俺はゆっくりと本を開いた。

男「さ、索引はいずこに?」
女「そんなものはありません。適当に開いて、知りたい人を思い浮かべてください。」

 ぱらぱらと紙を送り、自分のイマジネイションに集中する。

俺が知りたいのは…―

俺が知りたいのは…―


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