18: ◆r4vICyDKLo[saga]
2011/11/14(月) 01:10:35.91 ID:i1EeBlcm0
垣根「……ま、アンタが信じてくれるかどうかは関係ねえ。っつーことで今度はオレのお願いを聞いてもらうぜ」
初春「は!?」
垣根「先に言っただろ。オレの秘密を喋るからにはアンタにもリスクを負ってもらうって」
初春「確かに聞きましたけど、でも……」
垣根「何だ?風紀委員が学生に嘘つくのかよ?」アーン?
初春「うっ!!」
思わぬ反撃に言い返すことが出来ず、初春は言葉を詰まらせた。
垣根(やっぱ固法の後輩だな。ヘンなところでマジメだ)
初春「……わかりました。それで、私は何をすれば?」
垣根「なあに、簡単なことさ」スッ
初春「っ!!」バッ
垣根がコートに突っ込んでいた右手を動かす。
初春は反射的に両手で自分の顔をかばった。
しかし、その手が初春に触れることはなかった。
垣根「アイツに……固法には内緒にしててくれるか?」
初春「………………は?」
目を開けた初春の目に映ったのは、
人差し指を口に当てた―――いわゆる『しーっ』のポーズをとりながら、
いたずらっぽく微笑む垣根だった。
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