過去ログ - 少年「僕の病気みたいなものだから」
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24: ◆g3uSp/7GGf.X[saga]
2011/11/11(金) 00:16:13.67 ID:14EckKISO
少年「……気配を覚えられた…?」
少年「殺人鬼の『力』は『身体能力強化』だけじゃないの?」
少女「よくは知りませんが、そうなのでしょう」
25: ◆g3uSp/7GGf.X[saga]
2011/11/11(金) 00:17:28.54 ID:14EckKISO
少年「はい」
少女「気配を覚えられたわたしは、こうして追われ続けています」
少年「よく殺人鬼も見失わずに、今まで追い続けられたね」
26: ◆g3uSp/7GGf.X[saga]
2011/11/11(金) 00:19:28.07 ID:14EckKISO
少年(……そんな芸当を『力』なしにできるとは思えない…)
少年(殺人鬼は多数の『力』を持っていると考えていい…)
少女「こんな感じなのですが…まだなにか質問はありますか」
27: ◆g3uSp/7GGf.X[saga]
2011/11/11(金) 00:20:57.42 ID:14EckKISO
少年「そんなことのためだけに、来るわけないよ」
少女「……では、なんのために」
少年「ゴホン」
28: ◆g3uSp/7GGf.X[saga]
2011/11/11(金) 00:22:15.50 ID:14EckKISO
少女「……」
少年「……どうしたの?」
少女「わたしにそのような権利があるのでしょうか?」
29: ◆g3uSp/7GGf.X[saga]
2011/11/11(金) 00:23:05.15 ID:14EckKISO
僕は思った。
この子は、今までずっとひとりで逃げてきたのだろう。
他人に協力してもらう、なんてアイデアを思いつかないほど余裕なく必死に逃げ続けてきたのだろうと。
30: ◆g3uSp/7GGf.X[saga]
2011/11/11(金) 00:24:25.46 ID:14EckKISO
そんな決意と、時同じくして、僕は発見してしまう。
真横に黒いシルクハットをかぶり、黒いマントを羽織った男が立っているのを。
そして、気配消去しているはずの僕たちのいる空間を見つめていた。
手に持っている『刀』をギチギチ言わせながら。
31: ◆g3uSp/7GGf.X[saga]
2011/11/11(金) 00:25:14.12 ID:14EckKISO
「もう一度、消えた場所を確認しに来てみて、よーかった」
男はそう呟くと、明らかに僕らを捕捉したように、手に持つ刀で斬りかかってきた。
32: ◆g3uSp/7GGf.X[saga]
2011/11/11(金) 00:26:18.53 ID:14EckKISO
今日はここまでです。
説明会話ばっかりになってすいません。
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[sage]
2011/11/11(金) 03:02:58.14 ID:6kV2/xGSO
酷い黒歴史
これは・・・いや、確実に『力』だな・・・
未来永劫思い出して悶えるがいい
34: ◆g3uSp/7GGf.X[saga]
2011/11/11(金) 21:56:44.14 ID:14EckKISO
>>33
もう顔真っ赤です僕
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