過去ログ - 魔法少女とその考察
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6:物書き[sage]
2011/11/11(金) 01:27:07.11 ID:feyAtIv+0

「アルミナ、あたしはあなたに聞いておかなきゃならないことがあるの」
「ん?なにかしら」
「拒否権ある?」
「ありません」
「…………人権の侵害だ!」
「神様に人権なんてないわよ!」
「あたしはまだ人間だもの!人権あるわ!」
「あー、あー、きこえなーい」
「都合のいい耳だこと!」

なんて会話をしたのは午前零時10分前だった。
まあ、あっさり自分も受け入れすぎだとはおもうけど、これも2次元の宿命ってやつよね。
ご都合主義です。はいごちそうさまでした。

まあ、でも魔法の神様ってことは魔法少女を量産できるし、なおかつ魔法が使えるってことよね?
なにも背負わず気が向くままに魔法を使えるっていうなら幸せだわ。
でもまあ、自分で言うのもあれだけど、神様だったらやっぱりまどかちゃんが向いてると思うんだ。
公式で神様になった魔法少女だし。
…まどかちゃん目指してみようかな、同じ2次元だし。
いや、やめておこう。
まどマギ信者は敵に回しちゃいけないんだ。あたしもまどマギ信者だから。

そんなこんなで後3分くらいになった。

「で、アルミナさん?」
「はい、はい。なんですかなアリスさん」
「神様になったからってどこかにいったり、みんなの記憶からいなくなったりするの?」
「さあ?ああ、でも一応神様だからね。天界にはいってもらうよ?記憶に関してはあくまで私の仕事は後任の選定だから、知らないわよそんなこと」
「ねえ、それって公務員?」
「ええ。天界ではかなりエリートの公務員よ」
「そんなにゆるくて大丈夫か」
「大丈夫だ、問題ない」

…。
そんなわけで、午前零時になりました、っと。
なにも変わってないけど。

すると、窓の外が突然光った。

「きゃっ!雷?」
「あ、アリスお迎えが来たよ」
「迎え…?雷じゃないの?」
「…アリス?なんで布団にもぐってるの?」
「雷なんてこ、ここ怖くないもん!」
「挙動不審よ」
「ううう…で、本当に雷じゃない?」
「雷じゃないってば。天界からのお迎えだよ」

あたしは布団から這い出してカーテンを開けた。
窓の外には、大きなユニコーンが4頭、馬車を引いていた。

(今日はここまでです。明日も書きます)


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