過去ログ - QB「僕が男の子と契約できないのかって?」
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189: ◆0Cw1O/qGmE[saga]
2011/11/16(水) 21:06:51.64 ID:jTZEQroD0
【現代 3月15日 暁美ほむら 自宅】

ノリスケ「タラオちゃんが覚醒した後の行動は、すでにみなさんもご存知のとおりです」

ノリスケ「覚醒したタラオちゃんは、魔力を封じ込まれたイクラをつれて、誰にも知られることのない、はるか北の地へ…。そこで結界を張り、外界との接触を全て断ちました」

杏子(タラオの願い…。あたしや、さやかと似ている…)

さやか「その戦いの場にいた魔法少年たちはどうしたの?」

ノリスケ「伝え聞いたところによると、魔法少年はまもなく怪我が原因で命を落としました。魔法少女の行方はわかっていません。おそらくは、何かしらの手段により、自由を奪われたと予想されます」

ほむら「一連の事件は、闇に葬られた、ということね」

ノリスケ「そうです。ただしその後、数多くの実験体、すなわち魔法少年たちは、タラオちゃんと同じように覚醒してしまいました」

ノリスケ「その結果、魔法少年の危険性は周知の事実となり、以降、男の子との契約は結ばれなくなりました」

マミ「それで、タラオが鹿目さんを狙った本当の理由とは…」

ノリスケ「それは…」

ほむら「イクラさんを、再生するため…」

ノリスケ「はい、そのとおりです」

ノリスケ「お話したとおり、イクラは、女の子でもなく、男の子でもありませんでした。それどころか、覚醒者でもなく、魔女ですらなかった。さらに、タラオちゃんの願いにより魔力を封じられ、精神的にも、赤ん坊とほぼ同じ程度まで退行してしまいました」

ノリスケ「イクラがそのような中途半端な存在となった原因は、女性としての機能を外科的に失い、男性としても不完全な存在となっていたことにありました」

ノリスケ「私の責任です…」

マミ「…あなたは間違っていなかったわ。少なくとも、その瞬間は。私は、誰でも同じ判断を下すと思うわ」

ノリスケ「…はい」

ほむら「それで、タラオは、イクラさんのために、まどかの『肉体』を狙ったのね」


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