過去ログ - QB「僕が男の子と契約できないのかって?」
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◆0Cw1O/qGmE
[saga]
2011/11/16(水) 21:08:34.15 ID:jTZEQroD0
ノリスケ「私は、あの事件のときに、タイ子も、イクラも、家族全てを失いました。その後の僕は、まるで廃人のように、ただただ毎日を、時間を浪費するだけの生活を続けていました」
ノリスケ「皮肉なものです。願いが強ければ強いほど、人は早くこの世から去って行く。僕のような生きていても意味の無い抜け殻だけの人間が、だらだらと長らえていました」
ノリスケ「しかし、ようやく最期の時を迎えようとしているとき、カツオ君と話す機会が得られました」
ノリスケ「そこで、私はこの役目を、自分の最期のつとめとして、生き残ってしまった人間の使命として受けることを決めたのです」
ノリスケ「そして、貴女方へこうしてお話することにより、自分の罪を懺悔したかった、という想いもありました」
ノリスケ「…さて、と言うわけで、私の役目も終わりを迎えようとしています。QBさん、そろそろ出てきてください」
杏子「QBだって?」
QB「やぁ、ようやく登場だね。待ちくたびれちゃったよ」
マミ「何しに来たの?」
さやか「調べ物があるって言ってなかったっけ?」
QB「やぁ、さやか。それなんだけど、その必要がなくなってしまってさ。そこの彼が全て話してくれただろ?」
マミ「私の質問にも答えなさいよ」
QB「ボクは、最後の後処理を頼まれたのさ」
杏子「…後処理?」
ノリスケ「はい。私は美樹さんのソウルジェムから穢れを吸収しきりました。それを今から私の残存思念と融合し、この猫の肉体から分離します。それをQBさんに取り込んでいただくのです」
マミ「取り込むって…、あなたはどうなるの?」
ノリスケ「私の残存思念が行動するためのよりしろ、今回で言えばこの猫の身体、に乗り移る目的でカツオ君がメモリ内部に用意した隠しファイルは、先ほどパソコンを起動した際に、自己消滅プログラムにより消去しました」
ノリスケ「つまり、この私がQBさんに取り込まれた後は、私の存在は、ひとかけらの痕跡も残さずにこの世から消えます」
ほむら「…」
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