過去ログ - QB「僕が男の子と契約できないのかって?」
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◆0Cw1O/qGmE
[saga]
2011/11/21(月) 09:47:20.28 ID:+wZduIwY0
【覚醒者の回想 194X年 タラオ覚醒直後】
エルミタ「終わりだ。魔女は去った。急いで退くぞ」
魔法少年「終わりって…。でも、あそこには、まだ…。タラオ君のことは良いのか?」
エルミタ「化け物を我が子にした覚えはないよ…」
魔法少年(なんだって?…化け物?)
エルミタ「こいつは私が持って行く。お前は自力でここから離脱しろ」
魔法少年「…わかったよ。ホント、今日のお前はめずらしく感傷的にものを言うんだな」
エルミタ「…」
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あのあと、僕は怪我の回復のため魔力を限界まで引き出した。
だが、もともと攻撃型の僕は、身体の再生能力は低かった。
無理な再生を試みた結果、僕はあっさりと覚醒してしまった。
完全に理性を失った僕は、一緒にいたエルミタに襲いかかったらしい。
しかし、気がつくと僕はベッドに寝かされていた。
エルミタが僕を助けてくれたんだ。
あの気絶した魔法少女は、僕が殺したらしい。
彼はそんなこと言わなかったが。
彼女には二度と会うこともなかったし、僕の手は血まみれだったから、わかる。
そんな僕を、彼は守った。
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