過去ログ - QB「僕が男の子と契約できないのかって?」
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259: ◆0Cw1O/qGmE[saga]
2011/11/21(月) 09:47:20.28 ID:+wZduIwY0
【覚醒者の回想 194X年 タラオ覚醒直後】

エルミタ「終わりだ。魔女は去った。急いで退くぞ」

魔法少年「終わりって…。でも、あそこには、まだ…。タラオ君のことは良いのか?」

エルミタ「化け物を我が子にした覚えはないよ…」

魔法少年(なんだって?…化け物?)

エルミタ「こいつは私が持って行く。お前は自力でここから離脱しろ」

魔法少年「…わかったよ。ホント、今日のお前はめずらしく感傷的にものを言うんだな」

エルミタ「…」

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あのあと、僕は怪我の回復のため魔力を限界まで引き出した。

だが、もともと攻撃型の僕は、身体の再生能力は低かった。

無理な再生を試みた結果、僕はあっさりと覚醒してしまった。

完全に理性を失った僕は、一緒にいたエルミタに襲いかかったらしい。

しかし、気がつくと僕はベッドに寝かされていた。

エルミタが僕を助けてくれたんだ。

あの気絶した魔法少女は、僕が殺したらしい。

彼はそんなこと言わなかったが。

彼女には二度と会うこともなかったし、僕の手は血まみれだったから、わかる。

そんな僕を、彼は守った。


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