過去ログ - QB「僕が男の子と契約できないのかって?」
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◆0Cw1O/qGmE
[saga]
2011/11/21(月) 09:48:24.01 ID:+wZduIwY0
エルミタ「我が長よ。覚醒者は、そのほとんどが狩られた」
エルミタ「今残された魔法少年は、このまま監視すれば問題はないだろう」
『…』
エルミタ「それは危険だ。おとなしくしている者のところに、わざわざ出向くのは利が無いぞ」
『…』
エルミタ「わかった…。残り、目立つ者の処理を進める」
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魔法少年は危険因子として監視されることになった。
実際、数多くの覚醒者を出し、そのほとんどが駆逐された。
僕も覚醒者となっていた。
エルミタは、そんな僕をかくまってくれていたんだ。
あの事件のあと、僕は死んだことにされていたらしい。
なぜ?
彼は、罪滅ぼしのような物だと言っていた。
普段は無口な彼だったが、少しずついろいろと話を聞かせてくれた。
数少ない彼の言葉に、嘘偽りはなかったのだろう。
「化け物を我が子にした覚えはないよ…」
彼は悲しかったんだ。
僕たちを「化け物」にしてしまった、その罪に苦しんでいた。
だから、彼は僕をかくまってくれた。
ありがとう、エルミタ…。
エルミタはもう、この世にいない。
エルミタ、今から会いに行くよ。イクラ君も一緒につれて、ね。
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