過去ログ - QB「僕が男の子と契約できないのかって?」
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261: ◆0Cw1O/qGmE[saga]
2011/11/21(月) 09:48:24.01 ID:+wZduIwY0
エルミタ「我が長よ。覚醒者は、そのほとんどが狩られた」

エルミタ「今残された魔法少年は、このまま監視すれば問題はないだろう」

『…』

エルミタ「それは危険だ。おとなしくしている者のところに、わざわざ出向くのは利が無いぞ」

『…』

エルミタ「わかった…。残り、目立つ者の処理を進める」

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魔法少年は危険因子として監視されることになった。

実際、数多くの覚醒者を出し、そのほとんどが駆逐された。

僕も覚醒者となっていた。

エルミタは、そんな僕をかくまってくれていたんだ。

あの事件のあと、僕は死んだことにされていたらしい。

なぜ?

彼は、罪滅ぼしのような物だと言っていた。

普段は無口な彼だったが、少しずついろいろと話を聞かせてくれた。

数少ない彼の言葉に、嘘偽りはなかったのだろう。

「化け物を我が子にした覚えはないよ…」

彼は悲しかったんだ。

僕たちを「化け物」にしてしまった、その罪に苦しんでいた。

だから、彼は僕をかくまってくれた。

ありがとう、エルミタ…。

エルミタはもう、この世にいない。

エルミタ、今から会いに行くよ。イクラ君も一緒につれて、ね。


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