過去ログ - QB「僕が男の子と契約できないのかって?」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
2011/11/11(金) 15:44:17.20 ID:+xvuAOaw0
カツオ「タラちゃん、そのスイッチ、何回押した?」
タラオ「…???こんな不良品、何回押したかなんて覚えてないでーす」カチッカチッ
カツオ「僕は数えていたよ。今ので8回だ」
タラオ「それがどうしたでーす」
カツオ「おかしいと思わないのかい?引きこもりの僕がタラちゃんをはじきとばしたんだよ?」
タラオ「???」
カツオ「そのスイッチは正常に動作した。実験なんてできなかったから不安だったけれど、期待したとおりの効果が現れた」
カツオ「そのスイッチはね、僕が開発した対覚醒者兵器なんだよ。何十年もかけてやっと完成した」
タラオ「な…」
カツオ「もう効果に気づいてもおかしくないほどに押しているはずだけど」
タラオ「あ…、か、身体のちからが…」
カツオ「そのスイッチは、覚醒者の魔翌力を削り取る」
カツオ「一度押せば魔翌力の半分。もう一度押せばそのまた半分。今のタラちゃんには、1%も魔翌力は残されていない。ただの人間以下だ。いや、ウジ虫以下と言ってもいいかな」
タラオ「あ…、あ…」
カツオ「そのスイッチの効果範囲はすごく狭いんだ。だから、タラちゃんに直接持たせてスイッチを押させる必要があった」
カツオ「もう理解できたかな?タラちゃんは頭がいいんだよね?」
カツオ「そう。監視カメラも。盗聴器も。全て、この結末に導くために、僕が僕の意思で用意した」
カツオ「もう一度言うよ?僕は、タラちゃんには、最初から協力なんてしていなかった」
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