過去ログ - 生徒会長「――キスがしたい」 男「……ああ、良いぞ」
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◆1IahjnNtgQ
2012/08/22(水) 22:17:09.62 ID:k1wF0RZqo
男(会長が俺を想いだしたのはつい最近……。見合いをした時点ではまだ会長は友が好きだったはず)
男(見合いの時点ではまだ両親に友の詳細を言ってなかったのか? それなら両親が勘違いするのも――いや、そもそもあの二人を勘違いさせれるのか? 言う前に気付きそうなものだが)
男(……分からないな)
生徒会長「あれ、男?」
男「ん、ああすまん。ちょっとした考え事だ」
生徒会長「ふうん……?」
男「まあ、それは置いておこう。それより、まだ着かないのか?」
生徒会長「もうそろそろ着くはずだ。この道の突き当たりが目的地だよ」
……………………
…………
……
男(それで、だ)
医者「まずはティーブレイクとしよう。何事も落ち着くのが一番だよ」
医者「ああ、お茶菓子はどうかね? どちらもウチで採ったハーブを使ったもので、市販には無い味だよ」
生徒会長「あ、ああ……ありがとう」
医者「新たに栽培したハーブでどんな味かは分からないけれどね」
男「んなもの飲ますなよ……」
医者「なあに。味は保障しないが、効能は保障するよ」
男「……どんな効能だ?」
医者「美容、健康、安息。副作用に少々幻覚が見える程度かな」
男「んなもん飲ますなよ!!」
医者「幻覚といっても悪い幻覚じゃないから安心したまえ」
生徒会長「幻覚が見えている時点で悪いものじゃないか……?」
医者「このハーブの幻覚は良いぞぉ? 意識はハッキリしているのに自分の望むモノが見えるのだからね」
医者「所謂、夢の中を体験しているようなものだ」
男「どっちにしろ現実と幻覚が区別できないんじゃないかそれ……」
医者「慣れればどうという事はない」
男「慣れなきゃダメなのかよ」
医者「幻覚は僕も最初は苦労した……」
生徒会長「……私は飲むのをやめておこう」
男「俺もだ。危なっかしすぎる」
医者「残念だよ」
生徒会長「……そろそろ話に入っても良いかな?」
医者「おお、すまない。僕のハーブ談義はまた今度にしよう」
男(できればもう二度と聞きたくない)
医者「男君の記憶がリセットされる、だったかな?」
生徒会長「ああ……。何がどういう理由でリセットされてるのかまったく分からないんだ」
医者「精神的な問題とかは」
生徒会長「彼の性格上それは有り得ないと思う」
医者「ふむ……ならば脳の海馬が問題かもしれないね」
男「海馬が問題……?」
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