過去ログ - 生徒会長「――キスがしたい」 男「……ああ、良いぞ」
1- 20
155:家に帰っても寝るかお風呂か洗濯の毎日 ◆1IahjnNtgQ
2012/09/09(日) 23:27:49.23 ID:XbdDonmFo
生徒会長「そっか……」

少女「…………」

生徒会長「……私は、男を支えようと思う」

少女「……………………」

生徒会長「例え、私を覚えてもらえなくても……私はずっと、支えて生きたい」

少女「……それは、愛しているから?」

生徒会長「ああ」

少女「…………」

少女「ちょっと、良いかな――?」

……………………
…………
……

男「…………」

医者「やあ、起きたかい?」

男「……ああ」

医者「僕のことは分かるかな?」

男「ああ……分かる」

医者「ふむ。意識が落ちただけでは記憶が消えないとなると、やっぱり睡眠時の記憶の整理が問題なのか」

医者「んー、どうしたものかなー」

男「……何も手段はないのか?」

医者「無いことは無いけれどねー。このままだと君が死にかねないし」

男「…………」

医者「ぶっちゃけ、君の記憶能力を治せる見込みは二つしかない」

医者「一つは今回の『治療』を繰り返して治るまでやる」

医者「もう一つは頭の中に記憶チップを埋め込んで、そこを記憶領域とする」

男「記憶チップ?」

医者「何かの映画で使われてたと思うけれど、機械を頭に埋め込んで、それを記憶の保管場所にするんだよ」

男「……そんなのできるのか?」

医者「可能だね」

男「なぜ言い切れる」

医者「それは秘密」

男「……アンタ、本当に何者だ?」

医者「ただの天才であり狂人である医者だよ。それ以上でもそれ以下でもない」

男「そうか。で、その記憶チップとやらを埋め込む費用はいくらなんだ?」

医者「ざっと一億」

男「…………」

医者「一般人には無理な話だよ。あと、チップと細胞の適正も問われる」

医者「君が適正者かどうかは分からないけれど、細胞的には別の色々な適正を持ってるから、いけるかもね?」

男「…………アンタ、本当に自分に素直だな」

医者「そうかな?」

男「そうだよ。じゃあ、ビジネスの話をしようか――」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
167Res/130.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice