過去ログ - 生徒会長「――キスがしたい」 男「……ああ、良いぞ」
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67:書き溜めた文章が消えてあばばばばばb ◆1IahjnNtgQ
2012/01/19(木) 14:39:23.95 ID:uhHsusEwo
病院 朝八時半――

男「…………ふむ」パタン

男「九時に病院前だったよな。そろそろ行くか」

男(財布にケータイっと。……何か持って帰るような物とか出来た時の為に鞄も持っていくか)ガサゴソ

男(ついでに、ノートも――)

男「さて、と。行きますか」

病院前――

生徒会長「――む? やあ男。約束の時間よりも大分に早いじゃないか」

男「よ、会長。いつから居たんだ?」

生徒会長「何。書籍を数ページ読むくらいの短い時間さ」

男「……寒くなかったか?」

生徒会長「男がすぐにやって来てくれたから特にそうとは感じなかったよ。ありがたい事だ」

男「そうか」

生徒会長「……ふむ。何やら反応が少しばかり薄いな。何かあったのか?」

男「…………目が覚めて一時間ぐらいならこんなもんだろ」

生徒会長「ああ、なるほど。納得したよ」

男「それより、よくこんな寒い場所で長時間待とうと思ったな? 九時まであと二十分はあるぞ?」

生徒会長「何。寒空の中、恋人を待つ者の気持ちというものが気になってね」

男「ほう。どうだった?」

生徒会長「いやはや、中々に良いものだよこれは。辿り着いた時に見渡して待ち人の居なかった時の少し残念な気持ち。書籍を一ページ捲る毎の周囲と時間を確認するもどかしさ」

生徒会長「そして何よりも、待ち人である恋人の姿が見えた時のあの胸が軽くなるような感情。とても心地の良いものだと思えたよ」

生徒会長「君も一度体験してみると良いだろう」

男「機会があればな」

生徒会長「くつくつ。それでは、少しばかり早いがデートとしよう」

男「ふむ。行き先は?」

生徒会長「先ずは朝食を摂ろう。すぐ近くの喫茶店でモーニングをしていたから、そこでどうだろうか?」

男「そうだな。朝食は大事だ」


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