過去ログ - 大長編まどか☆マギカ ほむらと不思議な時空漂流者
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)[saga]
2011/11/18(金) 20:43:59.18 ID:JNRqAONw0

 だから彼らは、いつの間にか自分たちを取り巻いている状況に動揺を隠せな
かった。

――え、え? どうしちゃったの!?

 動揺のためか、のび太の声は普段よりも更に甲高いものとなって、時空間に
 響いた。
 彼の動揺も無理からぬことだろう。
 いきなりマシンがバチバチと音を立てながら揺れ、じきにハンドルも効かな
くなったのだから。
 ドラえもんも目をひん剥き、操縦席で試行錯誤し、解決方法を模索する。
しかし、そんな彼らの努力も虚しく、一向に治りそうにない。

――う、うわあああ!?

 タイムマシンの揺れが大きくなり、彼らは振り落とされそうになるのを必死
に、マシンに捕まることで避ける。だが――

――ド、ドラえもーん!!

 のび太の声を合図にするようにして、タイムマシンは大きく弧を描いた。
 ……最後に、彼らは。
 落ちている、という確かな感覚とおかしな浮遊感とを、同時に覚えた。


 
 そして、視界が狭まり、意識が暗転してゆく―――


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