過去ログ - 大長編まどか☆マギカ ほむらと不思議な時空漂流者
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)[saga]
2011/11/18(金) 20:55:31.36 ID:JNRqAONw0
 のび太「――でさ」

 帰路を共にしていたまどかとさやかに別れを告げ、山に向けて歩く中で
 のび太が表情を結び、ドラえもんに声をかけた。

  ドラ「……分かってるよ、のび太くん。なんでぼくがさっき、あんな顔をしていたのか
     でしょ?」

のび太が言うであろうセリフを、先回りしてドラえもんが続ける。
二人とも随分と長い付き合いであるため、互いに言わんとしていることはすぐ
に察せられる。それは同時に、二人の絆の深さを物語っていた。
ドラ「――あのね、のび太くん。そもそも魔法少女はどうやって生まれるのか、
   って話を覚えてるかい?」

のび太「そりゃ分かってるさ。キュゥべえと女の子が『契約』をすること。それが条件でしょ?」

 ドラ「うん、確かにその通りだ。キュゥべえが素質のある女の子に『契約』を持ちかける。
    それに応じることで、その子は『魔法少女』となる。
    その際に必要な手順は、女の子の願いをキュゥべえが実現させること――」

 のび太の言葉を反芻するように、また自らの思考をまとめるように、ドラえ
もんは言葉を紡いでいく。


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