過去ログ - 大長編まどか☆マギカ ほむらと不思議な時空漂流者
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(チベット自治区)
[saga]
2011/11/18(金) 21:04:02.56 ID:JNRqAONw0
のび太は、ドラえもんが暗い声色で言う言葉を、信じられなかった。
いや、信じたくなかった。
ただ、彼の言うこととその映像を頭の中に思い描けば描くほど
その話は信憑性を帯びていくように感じられる。
優しい言葉で話してくれた巴マミ。
帰りがけに温かい心遣いを見せてくれた巴マミ。
そんな彼女が――もう、ボロボロなんだとしたら?
ドラ「まあ、これはぼくの想像でしかないんだけど――話をキュゥべえのことに戻そうか。
『契約』とは、女の子を魔法少女にする代わりに、魔女と戦うことを義務付けるものだ。
要するに、あいつは女の子の願いを叶える。
それを受けて女の子は魔法少女となり、戦うこととなる。
なるほど、立派な『契約』のように見えるね。
ただ――魔法少女となった女の子のその後について、魔女と戦い続けるということ以外
あいつは一切説明をしていなかった」
そこでドラえもんは言葉を切り、のび太に向かい緊張した声音で――
ドラ「あいつの言葉で、ぼくが一番引っかかったのは――
『魔法少女が希望を振りまくのに対して、魔女は絶望を撒き散らす』
ってところなんだ。
そして、マミさんが見せてくれた綺麗な『ソウルジェム』と
それは魔力を失うごとに濁っていくという構造……。
そして、あいつは『魔法少女』と『魔女』を正反対のものとして扱った――うーん」
今までのび太の想像もつかないような思考を展開していたドラえもんは、腕
を組み、うなり声をあげてしまう。
ドラ「やっぱり駄目だね。情報が少なすぎるのかもしれない。まあ、いい
よ。とりあえずぼくらはぼくらで、元の時代に戻る方法を探そう。そ
の合間に、手伝える範囲であの子たちの手伝いをしようか」
のび太「――うん! せっかく知り合えたんだし、色々と助けていきたいよ。
あいつらにも早く会いたいけどね……」
ドラえもんが今までの思考を打ち切り、重苦しい雰囲気の会話は幕を閉じた。
疑問は残ったものの、何となく今はうやむやなままの方がいいのかもしれない
と思ったためである。
あとは、今後の展開次第なのだろう――
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