過去ログ - 大長編まどか☆マギカ ほむらと不思議な時空漂流者
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◆z1KX.vtUso
[saga]
2014/07/18(金) 21:10:11.90 ID:BMVw4+yU0
いや、それを抜きにしても――
「さやかさん、鞄持とうか?」
「……あれ、眠そうだね? よく眠れなかった?」
目の前で、相変わらず気を利かせようと振る舞う二人組。
つい、口に笑みを浮かべてしまう。
そうだ、あたしはそういうのを抜きで。
「……もう! いつも気を遣い過ぎだよっ!」
この2人と一緒にいるのが楽しいんだ。
さて。
まぁ、この2人との時間も、あたし達の集合場所までだけど。
やっぱり、昔からの親友とは、また違うものがあるしね。
「……ねぇ、さやかさん?」
そんな道すがら、のび太が真剣な目をして、あたしを見てきた。
「ん? どうかした?」
「い、いや……なんでも」
そう言って視線を逸らすのび太に、あたしの中に「ほほぉ?」といういたずら心が顔を出した。
「なになに? もしかして、このさやかさんに惚れちゃったかぁ?」
「……!」
ははっ、驚いてる。
まぁ、のび太のタイプからして、いきなり女の子にこんなこと言われたら照れるよねー?
さてと、そろそろ「冗談だって」と笑い飛ばそうか――あれ?
「……そ、それは」
「さやかちゃん」
のび太が困ってる所で、ドラえもんが少しばかり大き目な声を出した。
「そろそろ、待ち合わせ場所――」
「ん……ああ、そっか」
楽しい時間はあっという間、っていうのは本当らしい。
いつの間にやら、あたしは目的地の近くまで来ていた。
「それじゃね、2人共! あと、のび太? さっきのは冗談だからね!」
手を振りながら、2人に別れを告げた。
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