過去ログ - 【デュエル】ふと気付くとフルフェイスの甲冑騎士が目の前にいた件【ターミナル】
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64:1/5 ◆yHQSlFpATmIe[sage]
2012/01/03(火) 00:32:38.80 ID:7ghiPKS40

さて、煙も晴れてきたわけだが、この感情をどう説明したものだろう。
現実的な例えを持ち出すなら、『夜の山道でクマと出会った』というのが一番近いかな?
まあ、僕は夜の山道でクマと出会った経験なんてないんだけど。
というか、もっと言うならば――
以下略



65:2/5 ◆yHQSlFpATmIe[sage]
2012/01/03(火) 00:33:10.19 ID:7ghiPKS40

「さっ、」

右の打ち下ろし。横っ飛びで回避。

以下略



66:3/5 ◆yHQSlFpATmIe[sage]
2012/01/03(火) 00:33:39.34 ID:7ghiPKS40

「クソがっ、鬱陶しい野郎だぜ」

力任せに斧を引き抜き、悪態を吐くモンスター。いまいち表情が読めない奴だ。
額から吹き出る汗を拭って、僕は大きく息を吐く。
以下略



67:4/5 ◆yHQSlFpATmIe[sage]
2012/01/03(火) 00:34:07.95 ID:7ghiPKS40

「フン!」

当然ながら、この斧に一度でも当たれば、僕は死ぬ。

以下略



68:5/5 ◆yHQSlFpATmIe[sage]
2012/01/03(火) 00:34:37.57 ID:7ghiPKS40

「――!」

額に溜まっていた汗が零れ落ち、そのまま右目に入った。とっさに目を瞑ってしまう。
踏み出した足が、一瞬止まる。
以下略



69: ◆yHQSlFpATmIe[sage]
2012/01/03(火) 00:35:07.19 ID:7ghiPKS40
風呂入ったらもう1回来ます


70:1/8 ◆yHQSlFpATmIe[saga]
2012/01/03(火) 02:49:56.99 ID:7ghiPKS40

けど、僕がその感覚を知ることはなかった。

「……!?」

以下略



71:2/8 ◆yHQSlFpATmIe[saga]
2012/01/03(火) 02:50:56.34 ID:7ghiPKS40

地面に打ち付けた尻をさすりながら、体を起こす。
そこで、地面からぴょこんと顔を出している、オレンジ色の生き物と目が合った。

「……」
以下略



72:3/8 ◆yHQSlFpATmIe[saga]
2012/01/03(火) 02:51:27.27 ID:7ghiPKS40

「えーっと、とりあえず……ありがとう」

軽く頭を下げると、モグラはキュイキュイ鳴きながら首を横に振った。
こちらの言葉は理解しているようだが、言語を発することはできないようだ。
以下略



73:4/8 ◆yHQSlFpATmIe[saga]
2012/01/03(火) 02:51:58.84 ID:7ghiPKS40

「頭に来たからよぉー……死んじまいな!」

振り上げた斧を、モンスターはそのままぶん投げてきた。
……投げたァ!? ちょっと待て、そんなの想定してないぞ! 
以下略



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