過去ログ - 「突入班より本部へ犯人を一名射殺」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/11/15(火) 01:52:42.74 ID:ImKZRRjp0
TRRRRRRRRRRRRR――

「私だ、うむ待ってくれ用意するには時間がかかるんだ……法務省の許可が要る
 なのでもう少し時間がほしい……待て!早まるな!」
受話器を置いた後、電話を受けていた男はその禿げ上がった頭をなでる
「銃声と、人が倒れる音です……」
暗鬱な空気が流れる室内に長靴の音が響く
周囲と違った装いと空気を持ち込み
「どうやら、交渉は決裂したようですな?では、われわれの出番ということで」
と言い放った。

「うるさい!貴様らのような人殺しに譲ることなどできん!」
「ですが、次の交渉時間まであと1時間ですその間になんとかできますか?」
「くっ……だが、私が罷免されでもしない限りこの場は一切譲らんからな!」

PRRRRRRRRR――
口論のさなか、再び電子音が鳴り響く
「はい、中野です。はい、はい、ですが……県警本部の部隊は?はぁ……
 しかし、それでしたらせめて警察庁の、いえ……分かりました」
「話はお済ですかな?署長」
署長と呼ばれた男は苦々しげな表情を浮かべる
「まったく、とんだ厄日だ。よりにもよって現場に一番に到着したのが君たちとはな
 全権を君たちに移譲する、上層部を味方につけおって……」
「そうですか、では私は準備がありますので」
口論の相手がきびすを返しかけた瞬間署長は彼の肩を掴んだ
「いいか?あくまで犯人は生け捕りにしろ、逮捕が目的だ!殺すんじゃあない」
にやりと表情を崩し、彼は去っていた。
手元には一通の紙切れ、そこにはこう記されている
【全権を第101連隊に委任】


「諸君、全権がわれわれに委譲された。状況は把握しているか?」
「内部の人質は20名弱、犯人は7名現在2Fおよび1Fに分散している模様ってなとこですか?」
「実に結構だ、では作戦を説明する加古川君」
「はい、1355に犯人グループが要求したバスがエントランス前へと向かいます
 その後方へ一台、青小隊は屋上から支援します。」
「うむ、赤小隊の1分隊は、窓2より進入2分隊は窓7より3分隊はここの天窓を制圧しろ
 ココまでで何か質問は?」
テーブルへ広げられた、見取り図を指差しおのおのの配置を確認してゆく
行動が決定してからの彼らの行動は早い
「ですが大佐、よくあの署長が許しましたね?」
「なぁに、県警本部の部隊は渋滞、警察庁はヘリが整備中ときたもんだ緊急展開できるのはわれわれぐらいなもんさ」
時折冗談を交えながらも時計の針は進む……


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