過去ログ - あかり「それならあかりに恋してよ!」
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64: ◆qvIZyIvV7w[saga]
2011/11/19(土) 23:10:28.40 ID:woe061hZ0
ちなつ「……」

あかり「……」

ちなつちゃんは身動き一つ、しなかった。
以下略



65: ◆qvIZyIvV7w[saga]
2011/11/19(土) 23:14:48.41 ID:woe061hZ0
思ったよりも冷たく響いた声。
ちなつちゃんは何も言わなかった。
それで私は、「へんなこと聞いちゃってごめんね」そう言い掛けて。

ちなつ「忘れられたよ」
以下略



66: ◆qvIZyIvV7w[saga]
2011/11/19(土) 23:19:50.85 ID:woe061hZ0

だから誰彼構わず好きになった振りして付き合って。
きっとほんとに好きだったんだと思うけど。結衣先輩のときと違って、本気になれなかっただけで。あんな恋が出来ればもっと楽しい高校生活送れるはずなのにね。

私、そんなつまんないことで汚れちゃった。
以下略



67: ◆qvIZyIvV7w[saga]
2011/11/19(土) 23:26:39.77 ID:woe061hZ0
きっとこれは、ちなつちゃんを救いたいからとか、そういうわけじゃない。
自分のための言葉。

あかり「それならあかりに恋してよ!」

以下略



68: ◆qvIZyIvV7w[saga]
2011/11/19(土) 23:36:00.80 ID:woe061hZ0
ちなつちゃんが私のことをなんとも思っていなくたって、私はちなつちゃんの一番近くにいたかった。誰よりも近くで笑っていたかった。
今だってそれは変わっていなかった。

ちなつちゃんの気持ちを、私は知らない。
知らない振りをする。
以下略



69: ◆qvIZyIvV7w[saga]
2011/11/19(土) 23:41:03.58 ID:woe061hZ0
部屋は、もうすっかり暗い。
電気もつけていない部屋。けれどちなつちゃんが泣いているのがわかった。
どうして泣いているのかは、私にはよくわからなかったけど。

ちなつ「……あかりちゃんはさ、ほんとに優しいんだね、知ってたけど」
以下略



70: ◆qvIZyIvV7w[saga]
2011/11/19(土) 23:44:58.75 ID:woe061hZ0
ずっと言えなかった言葉を声にして、私の心は空っぽになったみたいだった。
それでいて、しんと静かで。

いつか結衣ちゃんと京子ちゃんみたいに離れ離れになってしまうかもしれない。
そうでなくたって、もうちなつちゃんとは遠いままなのかもしれない。
以下略



71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋)[sage]
2011/11/19(土) 23:48:52.06 ID:0+5i49yo0
素晴らしいです(*≧∀≦*)


72: ◆qvIZyIvV7w[saga]
2011/11/19(土) 23:49:56.74 ID:woe061hZ0
ちなつ「あかりちゃん、さっきあかりに恋してよって言ったけど」

あかり「うん」

ちなつ「今のから始まる恋でもいいの?」
以下略



73: ◆qvIZyIvV7w[saga]
2011/11/19(土) 23:54:06.80 ID:woe061hZ0
かなり盛り込みすぎたせいでわけのわからない状態になっている気がする……
駆け足気味に終わらせてしまいました、すみません
最後まで見てくださった方、ありがとうございました

それではまた
以下略



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