207:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/28(月) 21:28:11.01 ID:mP/jRH000
戦士「でも、俺なんか強面が君の友達なんて務まるかねぇ」
少女「戦士さんは、優しいから、大丈夫! 大事なのは、心の強さ、でしょう?」
戦士「わかってるなぁ。うんうん!」
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2011/11/28(月) 21:30:02.87 ID:mP/jRH000
戦士「それでは、こうしよう」
戦士「君は家に帰る。その代わり!」
少女「え?」
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2011/11/28(月) 21:31:55.79 ID:mP/jRH000
数日後
戦士「う、おー…! もう体の調子もいい…!」
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2011/11/28(月) 21:33:43.59 ID:mP/jRH000
少女「こっち、こっち、です!」
戦士「おいおい、そんなに焦るなって!」
戦士は少女に手を引かれ、村外れの海岸へ向かっている。
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2011/11/28(月) 21:35:15.93 ID:mP/jRH000
戦士「……ここが、友達がいる場所なのか?」
少女「はい。あ、ちょっと待って……ここにお魚を落とすと」
少女は海へ魚を落とした
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2011/11/28(月) 21:38:03.64 ID:mP/jRH000
少女「あ、のっ…!」
少女「どうして、剣を、取るんですかっ」
戦士「…頼むからそこを退いていてくれ。そいつは」
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2011/11/28(月) 21:40:17.86 ID:mP/jRH000
『オォオオォォォォォ』
少女「この子の事は、小さい頃から、知っています」
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2011/11/28(月) 21:44:23.14 ID:mP/jRH000
少女「昔は、お魚をあげれば、いいだけ、だったんです」
少女「でも、大きくなっていくと、お肉も、欲しがるように、なって」
少女「それが…人だなんて、思いもしません、でした」
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2011/11/28(月) 21:45:49.35 ID:mP/jRH000
戦士「……そいつに、約束させてくれ」
戦士「しばらくは俺たち2人で、お前にエサをくれる」
戦士「だから、人を襲うなって」
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2011/11/28(月) 21:49:17.53 ID:mP/jRH000
おばさん「そりゃあ、あんた。放って置いたらこっちが奴らにやられちまうからだろう?」
おばさん「それに魔物は農作物も畑も荒すし、家だって壊す。いい事なしさ」
おばさん「どこぞには魔物を飼い慣らすような奴もいるって聞くけど」
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2011/11/28(月) 21:51:14.48 ID:mP/jRH000
戦士「ふぅ、勇者殿。勇者殿ならこんなときどうするんスかねぇ」
戦士「俺、体しか鍛えてなかったバカだから…何もわからねぇや」
戦士(人には人の世界があって、魔物には魔物の世界がある)
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