214:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/28(月) 21:44:23.14 ID:mP/jRH000
少女「昔は、お魚をあげれば、いいだけ、だったんです」
少女「でも、大きくなっていくと、お肉も、欲しがるように、なって」
少女「それが…人だなんて、思いもしません、でした」
215:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/28(月) 21:45:49.35 ID:mP/jRH000
戦士「……そいつに、約束させてくれ」
戦士「しばらくは俺たち2人で、お前にエサをくれる」
戦士「だから、人を襲うなって」
216:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/28(月) 21:49:17.53 ID:mP/jRH000
おばさん「そりゃあ、あんた。放って置いたらこっちが奴らにやられちまうからだろう?」
おばさん「それに魔物は農作物も畑も荒すし、家だって壊す。いい事なしさ」
おばさん「どこぞには魔物を飼い慣らすような奴もいるって聞くけど」
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2011/11/28(月) 21:51:14.48 ID:mP/jRH000
戦士「ふぅ、勇者殿。勇者殿ならこんなときどうするんスかねぇ」
戦士「俺、体しか鍛えてなかったバカだから…何もわからねぇや」
戦士(人には人の世界があって、魔物には魔物の世界がある)
218:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]
2011/11/28(月) 21:55:20.44 ID:mP/jRH000
少女「せ、戦士さん」
戦士「その大きな袋は?」
少女「あの子の、ご飯、です」
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2011/11/28(月) 21:57:41.68 ID:mP/jRH000
次の日の夜 外
ずりずり、ずり
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2011/11/28(月) 22:02:28.98 ID:mP/jRH000
戦士(なんて)
戦士(そこまで拒否されちゃあ、気になってしょうがないだろう)
戦士はこっそり少女に着いてきていた!
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2011/11/28(月) 22:05:41.16 ID:mP/jRH000
戦士「お、おいっ」
少女「!?」
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2011/11/28(月) 22:07:59.25 ID:mP/jRH000
戦士「は……!?」
少女「今日は、お母さんを」
少女「いつの日かは、お父さんを、食べさせて、あげました」
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2011/11/28(月) 22:09:43.04 ID:mP/jRH000
戦士は少女を抱きしめた。
少女「わっ、い、痛いですよ…戦士、さん」
戦士「ああ、そうだよな…痛かったよな、そうだよな…」
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