過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」
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722:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sagesaga]
2011/12/31(土) 04:06:38.71 ID:fdqwbSqv0
〜♪


父「あァ……?」

側近「歌が……。はっ、魔王様!」

≪私の声が聞こえますね……ゆっくり、ゆっくりと瞼を閉じてみましょう……≫

側近「この声に耳を傾けてはいけません! 誰かー! 誰かー!」

「Zzz……」

城の魔物たちは全て眠らされている!

父「何事かァ」

側近「これはきっと、アルラウネの奴の仕業です!」

側近(あいつは以前から不審な行動が多すぎました…まさか、魔王様を…)

側近は呪文を唱え始めた!

父「魔法障壁を展開せいィ」

側近「既に、始めています……!」

≪お願いです。耳を傾けてみて……ほら、よく聞こえますよね……≫

≪声を聞くと、とても気持ちが良い……一言一言が身に染みわたるように……≫

側近「はぁうんっ!」

父「その様な色気づいた声を出しておる場合ではなァい」

側近「ひゃ、ひゃあい……」


父「情けのない。グオルルルルァアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!」


魔王が咆哮すると、大気が震えだす!

≪あうっ…………≫


父「んーそこだァアアアアアアアアアアアアッッッ!!!」


人差し指をピン、と伸ばすとその先から電撃が発射された!

電撃は分厚い壁をも貫通し、アルラウネ目掛けて飛ばされてゆく!

アルラウネ『あああぁぁっーーー!!?』

側近「流石魔王様、お見事です……!」

父「他愛なァい」


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