904:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sagesaga]
2012/01/16(月) 03:29:30.82 ID:GHHDvej80
もわもわもわもわ・・・
スライム「」ビグンッ、ビクンビクンッ
側近「これが魔王様の……以前の時よりも魔力が」
魔剣『以前?』
側近「……元々、魔王様は魔力器官が異常だったんです。だから、過去にもこういった症状に近い事が数度ありました」
側近「その時はこんな事になる前に対処していましたけど。今回は色々と遅すぎた…」
魔剣『で、でも勇者ちゃんはこんな事初めて体験したって言ってたよ』
側近「そんな筈ないでしょうっ!! 魔王様は過去にもこうした発熱を起こしています!!」
魔剣『で、でもでも…』
側近「あなた程度の玩具が知っていたとは思えませんが、魔王様は記憶力が全然ないんです!」
側近「ご自身に都合が悪い事は忘れるし、大切な事もすぐ忘れてしまいます……昨日の晩ご飯の献立すら!」
魔剣『それ、どうして?』
側近「そういった病気というか、障害があるんでしょう。話はここまでです」
魔王「ごほっ、げほぉっ!」
側近「いいですよ魔王様。そうやって魔力をどんどん吐き出してください…少しは和らぐから…」
盗賊「てめぇら勇者になにしてやがんだっ…! 妙な事してたら殺すぜ!」
リビングアーマー『勇者ではない。魔王様だ』
リビングアーマー『貴公らがもっと早く魔王様の症状に気づいていれば、こんな事にはならなかったものを』
リビングアーマー『無責任で役立たずな人間共め』
盗賊「今まであいつを放置してたお前らも相当無責任な方だと思うがな…」
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