過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」
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968:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sagesaga]
2012/01/18(水) 03:58:04.10 ID:9yeilFOr0
盗賊「案外、その伝説もただのデマなのかもしれねぇな」

僧侶「真意は誰もわかりませんよ。ですが、挑み続ければいつか魔王を討てる日が」

魔剣『つまりー…数打ちゃ当たるって事?』

戦士「悪く言えばそうだと思うわ」

僧侶「そう考えると、酷い話ですね……」

魔王「それ程魔王が脅威ということ! ぐわははははッ」

僧侶「喜ぶところじゃないですよ!」

盗賊「そういうわけで、勇者の子孫ってのは何処かしらにも存在しているという事か?」

戦士「ああ」

魔王「では勇者の父は毎日何処かでハッスルか?」

僧侶「やめてください……大体、あなたのお父様なのですよ?」

魔王「あー」

僧侶「他人事ではありません」

魔王「いや、結構どうでもよいわ」

盗賊「だろうな…」

戦士「それで、その勇者の女の子に何か用なんスか?」

魔王「ころ」

盗賊「会って話がしたいそうだっ…! ゆ、勇者同士だしな……」

僧侶「はぁ、なるほど」

戦士「上手くいけば、協力して魔王を倒す事ができるかもですしねぇ」

魔王「余1人で十分だが」

魔剣『ねー』

僧侶「とにかく、もう1人の勇者様に会う事が目的ですね。でしたら何処かの町で情報を集めないと!」

魔王「なぜ?」

僧侶「ウロウロしていても会えるわけありませんでしょう? でしたら確実に会う為に調べなきゃ」

魔王「ふむ…」



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