過去ログ - 阿良々木「忍と出遭えて、良かった」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)
2011/11/23(水) 02:35:27.21 ID:ooj8npSA0
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「はぁん。客観的に見れば簡単な話、嫉妬ってやつじゃないですか」
「……嫉妬?忍が、僕に?」
「嫌だなあ、先輩。それじゃあまるで忍ちゃんが戦場ヶ原さんのことが好きみ
たいじゃないですか。あってますけど、先輩を独占している戦場ヶ原さんに嫉妬
したんでしょ?」
「ああ……まあそういうことになるな。だけど、その程度で……家出、っていうのかな?するほどなのか?」
「一つ先輩に聞きたいんですが、先輩は忍ちゃんのことをどう思ってるんですか?」
「それは……僕が、背負わなければならないものであって……責任っていうの
があると思って……」
「……ふうん。ま、要するにお荷物ですかね」
「……は?そんなわけ、ないだろ。僕にとって忍は……」
忍は……なんだ?僕にとって、忍はなんなんだ?ただの怪異か?いや、それは
違う。だって僕は少なからず彼女を助けたんだから、そんな小さな存在ではない。
いや、助けたというのはおかしいか。僕が都合の良く、彼女を不幸にさせたんだ。
だけど。彼女はそれを拒まずついてきてくれた。時間はかかったけれど。
そんな彼女の事を僕はどう思っているっていうんだ?そんなこと、あんまり考えてなかったぞ……。
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