過去ログ - 美也「にぃにー! あっさだよー!」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
2011/11/23(水) 16:45:41.87 ID:If8wb+Z80
純一「………」すたすた…
がらり ぴしゃ
絢辻「…………」
純一「…………」
絢辻「なに、めそめそと泣いているの橘君」
純一「え……?」
絢辻「──良いわね、そんな風に感情を外に出せて。羨ましい限り」
純一「あ、絢辻さん……?」
絢辻「──私は、あの時は何も吐き出せれなかったのに……」
純一「さっきから、なにをいって……」
絢辻「─────。さて橘君、さっそく保健室に行きましょう。
だめよー、ちゃんと寝なきゃ! そうしないと直ぐに気疲れしちゃうんだから!」
純一「え、あ、うん……」
絢辻「大丈夫、そこまでたいしたことじゃないわ。私だって、全然寝なくて変なテンションに
なっちゃって……深夜の寒い中、野生の鹿と小一時間戯れたこともあるわ」
純一「あ、あはは……それは流石に冗談だよね……?」
絢辻「冗談よ。……んじゃ元気出たみたいだし、保健室行くわよ。それでとりあえず、
後で高橋先生と、梅原君……それと田中さんに謝っときなさい」
純一「……うん、わかった……ありがとう、絢辻さん」
絢辻「ううん、別にいいのよ。これが私だもの」
純一「え、うん……そうだね。それが絢辻さんだよ」
絢辻「……。それじゃ行きましょう」
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