25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方)[sage saga]
2011/11/23(水) 23:23:00.47 ID:iCVRijr50
唯先輩の家を出ると真っ暗な秋の夜は流石に少し肌寒くて、私は少しだけ身震いした。
隣を歩いていた律先輩が「寒いなあ」と呟く。
「律先輩が一番寒そうですよ」
「仕方ないだろ、テンパってたんだから」
澪先輩とムギ先輩は少し前に別の道から帰って行った。
本当は律先輩も澪先輩と同じ道を帰るはずだったのに、「一人じゃ寂しいだろうし」と私の家まで着いて来てくれていた。
「去年みたいに風邪引かれたら困りますもんね……」
「本当に。でも唯って結構頼り甲斐あるだろ?あんな風だけど」
「そうですね……。唯先輩、ていうか憂にも悪いけど吃驚しちゃいましたよ」
唯先輩の頼りなさは間違いなく憂が関係しているのだろうけれど、唯先輩の優しい歌声も憂に関係しているのかも知れない。
「見直しちゃいました」
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