38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都)[saga]
2011/11/24(木) 01:43:10.86 ID:uFOG1DQZo
確証なんてない。
誰かにやられただなんて、とんだ決め付けだ。
だけど。
「どうして、そんなことを訊くのかな?」
翼ちゃんは言った。
「どうして阿良々木くんが、そんなことを」
今から思えば、これは、翼ちゃんがくれたチャンスだったのかもしれない――いや、チ
ャンスなんて前向きなものではなく。
引くならここだと。
警告文を――最後通牒を提示してくれたのかもしれない。
あるいは、威嚇射撃のように。
だけど――僕は引かなかった。
多分、僕は僕の意思で引かなかったわけではない。
それはきっと、遺志。
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