過去ログ - 召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その34
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◆1otsuV0WFc
[sage saga]
2011/11/30(水) 17:54:09.11 ID:UhalqTkVo
〜最西端、古代遺跡〜
それは本当に刹那の刻であった。
天才「……っ」
気配に気付いた天才ですら動けなかった。
それは負傷している影響もあったが、死角からの一撃は余りにも不意打ちすぎたのだ。
青年兵「な……っ」
鋭利な針のような、黒く細い触手は、踊り子を庇う隊長の背中へと深く突き刺さる。
魔道士「――っ!!」
そして、その先端は隊長の腹を突き抜け、
隊長「う……ぐおあ……ぁ!!」
腕の中へ抱きかかえられた踊り子の腹部へと、
踊り子「ぐ……うぅっ」
突き刺さった。
そして、攻撃を放った触手の主は漆黒の空で高らかに笑う。
ネクロマンサー「……ククッ、いやはやご苦労様です」
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