過去ログ - 召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その34
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389: ◆1otsuV0WFc[sage saga]
2011/12/05(月) 18:26:00.18 ID:j2Ndd/Soo
ダンサー「本日は西国王宮劇団のショーへ、ようこそおいで下さいました〜!」

男「いよっ! ダンサーちゃんの事何日も待ってたんだぞ〜!」

青年「……くっ、今日も踊り子ちゃんは休みか……っ」

ダンサー「……さ、さぁ! 思いっきり楽しんでいってねぇ〜っ!」

〜♪

踊り子不在のダンスタイムは、賑やかな音楽と装飾で彩られてはいたが、

どこか儚く、そして弱々しさを感じさせるものであった。

召喚士「……」

戦士「……」

盗賊「……っ」

魔道士「……えっ、えぐ……っ!」

4人はいつの間にか泣いていた。ダンサーもまた泣いていた。それでも躍り続けていた。

次の日、劇場が開く事はなかった。劇団は突如、解散となった。

後に分かった事であったが、踊り子抜きではどうにもショーにならなかったのだ。

踊り子の舞いは確かに、人々や仲間に力を与えていた。


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