過去ログ - ほむら「上条♪」 マミ「上条くん♪」 当麻「あばばば……」
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◆J0nZQhi5n4XG
[saga sage]
2011/12/24(土) 09:59:35.39 ID:LYNCh8Sf0
結界最奥へ辿り着く美樹。
見たところ、暁美が戦っているのは影の魔女だった。
以前、自棄になった美樹が治癒魔法と痛覚遮断にものを言わせて力づくで倒した魔女である。
(あれ、実は結構強いんだよね。まずはあの触手攻撃をどうにかしないと)
考えながらも高速移動の魔法を行使。
魔女の手下を斬り伏せる。
「ほむら! まずはあたしが手下を全滅させるから、あんたが本体を焼いて!」
「了解したわ」
「多分知ってるだろうけど、アレ中身生えてくるから気をつけてね!」
「ええ、抜かりはないわ」
一度距離を取った二人が、再び魔女に高速で詰め寄る。
暁美は急降下しながら、炎弾を連続発射。
美樹は全速力で直進し、二刀を十字に交差させ、切り裂く。
「はぁぁぁあああっ!」
「せいやぁぁあああっ!」
暁美は空から。美樹は地から。
超高速の攻撃が、魔女を貫いた。
『――ヴァンパンテ・ヴェンデッタ』
炎の裁きと銘打たれたその連携技の前に、為す術もなく魔女は爆散する。
結界が消え去り、グリーフシードがからんと音を立てて地に落ちた。
「にしても、意外だなー。ほむらは技名とか絶対つけないタイプだと思ってたよ」
「……まあ、積極的には付けないけれど。でもワルプルギスの夜や時計の魔女を倒すとき、ティロ・フィナーレしたじゃない」
「パクりじゃん」
「反論できない……でも、技名に意味があるならば付けることに吝かではないわ」
「意味? テンション上がるとかじゃなくて?」
「例えば巴さんの場合、『リボンを通常以上に使って纏め』『巨大な銃を作り出し』『普段の実弾とは違う光線を発射する』」
「この手順を、『ティロ・フィナーレ』の一言で済ませてるわけよ」
「ふむ?」
「手順や手間を自分の中で技名として省略してるわけね」
「……んん?」
「……巴さんは、いちいちティロ・フィナーレ撃つ時にいちいちリボンがどうだの銃がどうだのとは考えてないってことよ」
「よく分かんないよ……あたしに分かるように教えて」
「貴女がモンハンやる時に、マイセット装備に『対アマツ用』だの『対ウカム用』だの名前を付けておくようなものよ」
「オッケー、理解した」
「はぁ……あなたって、ホント馬鹿。……あ」
「……反応か。全く、嫌になるね」
リラックスした雑談をしながらの帰り道、再びソウルジェムが反応する。
見滝原には魔女が多く寄ってくる理由について暁美は調査を続けているが、未だに原因はつかめていない。
ともあれ、本日二度目の魔女との戦いだ。
二人が結界に侵入すると、結界内は一本道の通路になっていた。
灯りとして蝋燭が点在しているが、使い魔は見当たらない。
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